●お寺へ嫁ぐことに不安はありましたか?
「お見合い後1か月後で式を挙げました。私たちの時代はそれが普通でした。」
●お寺へ嫁いでよかったことは?
「子育てと舅・姑のお世話でいっぱいいっぱい、辛いこともありました。そんな時夫が優しい言葉をかけてくれ寄り添ってくれました。俺が母親に言ってやる、と私を大事にしてくれました。夫が私を守ってくれたので私にはこの人しかいないと思えました。」
私は禅語が好きで夫である住職は生き字引のような人ですので調べるより聞いた方が早い位、話していて楽しいです。」
●この度ご子息のご成婚おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。」
「近所の方々と若妻会と称して今でも交流があります。彼女たちがいてくれたから私も頑張れました。舅姑に尽くした人生、今度はお嫁さんに尽くそうね、と話しています。」
●お寺へ嫁ぐことに不安はありましたか?
「既に主人は住職だったので、なんとかなるさ、と不安はありませんでした。わからないことはなんでも聞いて不安材料を減らしました。」
●お寺へ嫁いでよかったことは?
「主人が家にいてくれる時間が多いので家族の時間がたくさん持てることですね。」
●お寺ではどんなことを手伝っておられますか?
「お茶出しやお掃除、経理など」
「主人の同安居(どあんご=修行仲間)の奥様とママ友になって相談したりします。わからないことは住職に聞けばよいので、心配されなくてよいと思います。」
●お姑さんとの距離感は?
「うちはお互いに他人という線引きがあって、互いに気を使い合える性格だったので仲良くできました。」
「お義母さんはよくできた方で影でお寺を支えてくださってありがたかったです。」
●お休みや長期の旅行はできますか?
「子供が幼稚園までは長期の旅行や平日もよく出かけました。小学生に上がってからは習い事などで減りました。普通のご家庭と同じかと。年間行事がわかったらすぐ両親と相談して日程調整します。住職がどうしても出席しなければならない行事と運動会が重なることもありましたが、その分平日の家族時間を大切にしています」
●お寺へ嫁ぐことに不安はありましたか?
「仕事を続けられるか、毎日の暮らし方や収入形態など、不安よりも知らない世界を知りたいと思う方が大きかったです。」
●お寺へ嫁いでよかったことは?
「規則正しい生活ができることです。」
「子供たちも毎朝お勤めに参加しています。子供なりに感じるものがあるようで子供にとってもよい環境だと思います。」
「住職も主人も立ち居振る舞いが美しく、見惚れます。」
「お義母さんは聡明な方で、住職を完璧にサポートされる姿をみて、私もそうなりたいなと。自分ができることをしています。」
「子供の成長を喜んでくれるおじいちゃん、おばあちゃんが周りに沢山いてくださいます。地域の中で子育てできる環境です。」
「禅の教え、哲学の教え、住職である義父から色々な学びを得、知見が広がりました。」
●仕事を続けることはできますか?
「主人が子供のお迎えへ行ってくれ、義母が夕食を作ってくれます。両親と主人の協力があってこそ。今は甘えさせていただき、ありがたいです。」
「土日、できることはなるべく手伝います。お檀家様からのお電話にはお住まいとお電話口の方の続柄を聞いて伝えるようにしています。」
●お寺へ嫁ぐことに不安はありましたか?
「主人と結婚したかったのでお嫁に行くことは悩みませんでした。」
●お寺に嫁いでよかったことは?
「育児がワンオペにならないので淋しくないです。地域の方々ともお知り合いになれますし、義母にもすぐ相談できます。」
「主人が家にいてくれる時間が多いので夫と一緒に子供の成長をよくみれることですね。」
●お寺ではどんなお手伝いをされていますか?
「お檀家様の応対をしたり電話を受けたり、私も社会の役に立っている、必要とされていると感じられます。」
●お寺へ嫁ぐことに不安はありましたか?
「この人と思える主人と出会えたのでお寺は大丈夫かな、とは思いませんでした。」
●お寺に嫁いでよかったことは?
「育児がワンオペにならないので淋しくないです。地域の方々ともお知り合いになれますし、義母にもすぐ相談できます。」
「主人が家にいてくれる時間が多いので夫と一緒に子供の成長をよくみれることですね。」
●お寺へ嫁ぐことへの不安に対して
「わからないことはなんでも聞いて不安材料を減らすことをおすすめします。」
「気負わない方がいいと思います。」
「お寺によって考え方や’やり方”が違うので結婚する前に沢山お話されることをおすすめします。」
「同居になるか、通いでよいか、お寺へ通う頻度や給料についてご両親にも確認して話し合っておいた方がよいと思います。」
●お寺の生活で気を付けることは?
「どこへ行くにもお檀家様がいらっしゃるので、最初は怖かったです。慣れれば平気です。」
「いつお檀家様がいらっしゃるかわからないので、普段からお化粧や身なりを整えることには気を使っています。」
「仕事は急に入ってくるので、慣れるまで家族でできることをし合えればよいと思います。」
「家にいるのが住職の仕事ですから、本当に家族の時間はたっぷり持てますよ。」