婚活するお坊さんを励ます言葉
心が痛むのは、そこに、あなたにとって重要な教えがあるというサインです。「傷ついて何十年も忘れられずにいます。」「嫌な記憶のせいで今もつらいです。」こういうのってね、まだあなたがそのことから学び終えていないからだよ。でね、ほとんどの学びは、もっと自分を愛することや、人を愛することなんです。だから、そこに隠されている教えに気付いて、愛を学ぶと傷は癒える。嫌な記憶は残ったとしても、「あのことから学びを得た」という前向きな受け止め方ができるようになるから、もうその傷に振り回されることはなくなります。
つらいときは「この問題にどんな教えが隠されているんだろう」って考えてみたらいい。
問題が起きると、多くの人はまず解決策を探すでしょ。でもね、実は学びの糸口を探す方が簡単に問題解決できるんだよ。問題というのはあなたが何か学ぶ必要があって起きるものだから。あなたが必要なことを学びさえすれば、もうその問題はあなたが苦しむ必要はなくなる。ウソみたいにパッと解決しちゃうんです。だから問題に直面したときには、この問題を通じて、神さまは自分に何を学んで欲しいんだろう。自分がこのことで成長するとしたら、それは何だろう。そんな風に考えてみな。これができるとね、何十年と痛み続けていた心の傷でも、あっさり癒えることがあるんです。
たとえば人の意見が自分とは違ったとする。そういう時に相手の意見を受け入れない人がいるんです。相手の意見を肯定しないし、認めない。それで反対意見ばかり言うんだけど、相手の意見だって一つの考え方なんだよ。自分の意見だけが正しいわけじゃない。あなたの意見も正しいけど、相手の意見も正しいの。立場が違えば、考え方も変わる。当たり前のことだよね。もちろん自分と違う意見に従う必要はないし、相手の意見に全部納得しなきゃいけないわけでもない。だけど「そういう意見もあるんだね」「それもいい考え方だね」って肯定できるかどうかで人生の質は大きく左右されるんだ。
人の話を否定ばかりする人は、否定の波動がでるから、人生でも次から次に否定したくなることばかり起きるんじゃないかしら。それに自分も周りから否定されるようになる。敵をつくってばかりになる。自らそういう道に進んじゃってるんだよ。自分で自分の足を引っ張って自分で自分の幸せを壊してるの。相手と意見が食い違っても「そうだよね、わかるよ」「あなたはそう思うんだね」「なるほど」ってそういう言葉で返してあげな。自分の意見を聞いてもらいたいなら、なおのこと相手を肯定してから。相手とどんなに意見が違っても、まずは相手の意見を受け入れる。否定しない。場合によっては相手が間違っていることもあるだろう。明らかにこちらの意見が正しいってこともあるよね。でもさ、この世界は正しいものだけを追求すればいいわけじゃない。些細なことなら正しさより優しさ。明るさ・楽しさを優先した方が幸せだよね。それを忘れないことだよ。
幸せになる覚悟
幸せになると決めたら、何が何でも幸せになる。それで幸せにならなかったらやり方を変えたらいいだけなの。失敗するたびに落ち込む人がいますけど、短い人生なのに、それではもったいない。どうやったら自分に〇をあげられるかな。楽しくできるかな。絶対に幸せになるぞを覚悟をきめてしまえば、少々のミスをしてもさらっと受け流せます。ミスをしたことにとらわれるよりも、次の楽しいことを考えて今度こそ自分を喜ばせようって。みんなと楽しもうって思えばいいんだよ。
婚活するお坊さんを励ます言葉になりますように。